更年期の症状と原因を知り不安を取り除く方法
こんにちは!宇品のエステサロン”RAUM(ラオム)”の菅原です(^^)♪
最近よく耳にする、更年期や若年性更年期。どのような症状があるのでしょうか。
イライラ、のぼせ、月経不順など代表的なものの他にも肩こりや腰痛など一見関係のなさそうなことまで更年期の症状に含まれます。体に起こっている変化を観察して程度によっては婦人科、更年期外来を受診することが必要になります。
更年期障害の症状
更年期の症状は個人差が大きいもののおおよそ次のような症状が起こります。
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全身に起こる症状
ほてり、のぼせ、汗をかきやすい、めまい、肌荒れ、冷え、疲れやすい、頭が重い
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睡眠系の症状
眠れない、寝つきが悪い、眠りが浅い
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運動器官系に起こる症状
首凝り、肩凝り、腰痛、骨折しやすくなる、関節がぎくしゃくする、手指の関節の節が大きくなる、手足がしびれる
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循環器系に起こる症状
動悸、息切れ、脈が早まる
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精神的な症状
イライラする、怒りっぽくなる、気分が落ち込む、不安になる、脱力感や無気力を感じる
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生殖器系の症状
月経不順、不正出血、閉経、膀胱炎、性交痛、くしゃみや咳をした時に尿がもれる
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消化器系の症状
吐き気、胃もたれ、胃のむかつき、食欲がなくなる、便秘や下痢が増える
更年期の症状のチェックリスト
0~25点…今のところ問題ありません。
26~50点…食事のバランスと運動不足に注意してください。
51~65点…婦人科、更年期・閉経外来を受診してみましょう。
66~80点…計画的な治療が必要な状態。
81~100点…長期の計画的治療が必要な状態。
更年期になる年齢
日本人女性の閉経の平均年齢をみてみると49.47歳です。更年期は閉経の前後5年ですから45歳~55歳までが更年期になります。
更年期で症状が出る原因
更年期障害が起こる原因はホルモンのアンバランスにあります。
- 卵巣の老化によりエストロゲン分泌が低下。
- エストロゲンを増やすため脳視床下部が活性し、卵巣刺激ホルモンを大量分泌。
- 自律神経を司る脳下垂体が脳視床下部に影響を受け乱れが生じる。
イライラする原因
更年期に入るとささいなことでイライラしたり、怒りっぽくなったりします。
女性ホルモンのエストロゲンは気持ちを安定させる働きもあるため、エストロゲンが急激に減少してしまうと自分でも感情のコントロールがうまくいかなくなることがあります。
周りの方には正直に伝え、理解を得るようにしましょう。
のぼせ・ほてりの原因
更年期には顔や上半身だけがカッーと熱くなる「ホットフラッシュ」が起こります。この症状はエストロゲンの分泌量が急激にアップダウンすることで、自律神経が血管の収縮をうまく行えなくなってしまうことが原因で起こります。汗が噴出して止まらないこともあります。
日頃から運動をして汗をかくようにすることで症状が軽くなります。
更年期までの対処法
閉経までは卵巣をいたわってあげたいものです。卵巣が元気になる栄養はタンパク質、コレステロール、大豆製品などがおすすめです。
体操で骨盤周りの血流を促すことも卵巣を健康に保つ秘訣です!骨盤周りの筋肉の凝りをとっておきましょう!
更年期を迎えるまでの心構え
卵巣はやがて役目を終えて、機能が衰えてきます。初潮から今までの働きにまずは感謝をしましょう。あなたが女性らしくいるために頑張ってきてくれた臓器です。
更年期は遅かれ早かれ訪れますから、すべてを受け入れる気持ちで自然体でいることを心がけましょう。