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UV対策今から開始がベストな理由

こんにちは。
エステサロンRAUM 廿日市店
上鳴 真理子(うわなる まりこ)です。

先週から、晴れると気温10℃以上の暖かい日も増えてきて、
春らしさを感じる日もありますネ!
春になると、増えてくるものが2つあります!!

何だと思いますか!?

それは・・・

1つは、花粉などのアレルギー物質

もう1つは、”紫外線量”です。

本日は、美肌キープには欠かせない
紫外線対策のために、必要な日焼け止め情報をお届けします。

紫外線を今から気を付けるのは、なぜ!?

今時期からの紫外線予防が今後の美肌を左右します。

なぜなら!!

こちらの年間の紫外線量(平均値)をご覧ください
(2016年気象庁で発表されていたものです)

ご覧のとおり、3月からの紫外線の影響がぐっとアップします。

いきなり3月1日から上がるというわけではなく、あくまで、
平均ですから、
今から、特に晴れた日は、対策をしていないと、

数か月後に・・・

「なんだか、顔の色が暗い・・・」
「最近、シミが増えてきたような・・・」
「なんだか、シミが濃くなってきたような・・・」
というようなことも・・・

紫外線の種類とお肌への影響

紫外線の種類は、ご存知の方も多いと思いますが、
紫外線には、
UVA波とUVB波という2種類あります。

UVA波は、生活紫外線とも言われ、
私達が生活している間に浴びている紫外線です。
窓や衣服も通過するのです!!

UVA波はこちらの図のように

お肌の奥の弾力や潤いに関わるところまで
影響を与えてしまいます。

ココがダメージを受けると、シミだけではなく、
シワ・たるみのトラブルがあらわれます。

●もう一つの紫外線=UVB波は、
レジャー紫外線とも言われ、UVA波のように、
お肌の奥までは届きません。

が!!

海や山などの、遮るものが何もないところだと、
直接、肌へダメージを与えるため、
ヒリつき、炎症、水泡、シミ、そばかす
起こします。

 

予防のための日焼け止め選びのポイント

紫外線による、お肌のトラブルやダメージを予防するためには、
日焼け止めは、欠かせません!!

日焼け止め商品に含まれている、
紫外線をブロックしてくれる成分はご存知でしょうか!?

主には、
『紫外線吸収剤』と『紫外線散乱剤』の2種類です。

『紫外線吸収剤』は、
お肌に受けた紫外線を
熱などのエネルギーに変え、
化学変化で日焼けしない
ようにするというものです。

<主な成分表記>
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
オキシベンゾン-3

メリットは、
紫外線からの防御効果が高いこと
無色透明のオイルで作られているいるため、
肌につけると伸びがよく、ムラなくつけることができます

デメリットは、
紫外線を熱のエネルギーに変換するため、
お肌表面の水分が蒸発し乾燥しやすくなります。

*お肌が敏感な方、乾燥しやすい方は、合わない場合があります

また、時間が経つと効果が弱まっていくので、
“塗り直し”が大切です!!!

『紫外線散乱剤』は、
粒子によって紫外線を反射、散乱させて、紫外線から肌を守る
成分です。

<主な成分表記>
二酸化チタン
酸化亜鉛

メリットは、
紫外線を反射しても、
熱を放出したり分解することがないので、
紫外線吸収剤のように、乾燥したり、肌が敏感に反応することは、
ほとんどないと言われています。

汗をかいたり、タオルなどで拭き取ったりしていなければ、
塗り直しの必要がほぼありません。

デメリットとしては、
酸化亜鉛は不純物があると
汗などと反応して金属アレルギーを起こす場合があります。

また、塗る量によっては白浮きしたり、
色むらが起こったり、
メイクとの相性が悪い場合もあったりします

ご自身のお肌に合うもので、
目的に合わせて選び、使い分けると良いですね!!

化粧品の成分表記を見ながら、
「紫外線吸収剤」or「紫外線散乱剤」のどちらのタイプのものなのかを
チェックしてみてください。
(上記の成分名を参考にしてください)

「自分の肌に合うものがわからない」
という方は、
プロのエステティシャンにご相談ください。

日焼け止めの種類の中でも有名な
ウォータープルーフタイプとノンケミカルタイプの
メリット・デメリットについては
こちらをご覧ください
https://raum-esthetic.jp/archives/1054.html

「日焼けをしてしまった!!」
というときは、
こちらをご覧ください

日焼け後の対策
https://raum-esthetic.jp/archives/1105.html